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Kuro-Box/Proを500MHzにクロックアップする 2007年7月24日(火)

Kuro-Box/Pro の基盤には色々と思わせぶりなものがついています。ここではこれを活用する一例として、CPUクロックを400MHzから500MHzへクロックアップしてみます。

はじめに

玄箱Pro に搭載されている CPU のクロック周波数は 400MHz です。充分速いCPUではありますが、HW屋としてはそのまま使うのは面白くともなんともありません。そこで、PC等ではおなじみの行為、更なる性能を目指してのOver Clockに挑みます。
今回の目標値は、約25%UPのOver Clock、500MHz動作です。起動時のメッセージのCPU CLKの誤記にあわせてやりましょう。
【!注意!】
この改造を行って動かなかったからといって、返品等はしないで下さい。元に戻して見せてもダメですよ。
また、記事は必ずしも箸の上げ下げレベルでは作業解説しませんし、たとえ記事通りに作業したとしても確実にOver Clock後に正常動作することを保証するものではありません。

クロックアップの方針

基本的に、Over Clockの手段としては、“ベースクロックの引き上げ”/“PLL逓倍率の変更”の2択になります。今回は、ベースクロックの引き上げにてOver Clockを実現します。
ボードを見てみると、CPUに供給されているクロックは25MHzしかありません。
ベースクロックの引き上げに、この唯一の25MHzOSCの周波数をupしてしまうと、
USBやら、ETHやら、タイマーやら、UARTやらの速度までずれてしまうことは目に見えます。
しかし、玄箱Proの基板上をよくよく見ると、まるで、実験ボードの用に、
いかにも“いぢってください”な、部品の乗っていないパッドや、いかにも設定が切り替えられそうな抵抗群、がわんさか残っています。
このあたりを有効に使って、周辺回路も正常に動作するOver Clockをしてやりましょう。
今回の改造内容は以下の通りです。
  • CPU Coreに供給するクロックと、周辺I/Oに供給するクロックを別物にします。
  • CPU Coreへは、高めの周波数のオシレータ(31.25MHz)を接続します。

改造開始

31.25MHz OSC 準備するもの
  • KURO-BOX/PROの基板
  • 31.25MHz OSC
    (EPSON SG-JC/CAなど。)
  • 0.1~10uF位 1608サイズ x2
  • 1608サイズのFilter、 0ohmやショートでもOK
  • 0.1uF 1005サイズ
コンデンサは無くてもとりあえず動かすだけなら大丈夫かもしれません。オシレータは3.3V出力のものなら何でもOkです。DIP品を無理やりつけてもいいかも?

WebCamでペットを監視する(SeKuro-Box)

静かで24時間稼動させても気にならない玄箱。今回は USB WebCam を接続すればお留守番サーバにされている海外記事をご紹介します(From Kurobox Central)。

Sekuro-box in motionフランスの Sylver さんが構築した「Sekuro-box」は玄箱に Creative 社の Webcam を接続してビデオもしくは静止画の記録ができ、かつ画像をリモートから参照できる仕組みです。。被写体の動きを検知する motion も導入されており、動きがあった場合のみ記録するというようなことも可能になっています。

ビデオの記録

カーネルは video4linux サポートを有効にして再構築し、カメラ対応のカーネルモジュールである SPCA5xx を導入されています。加えて WebCam ドライバーの PWC 、前述の motion 、ビデオエンコーダーの ffmpeg の組み合わせで、ビデオ及び静止画の蓄積を可能にしています。

ビデオの参照

撮りためた画像を閲覧する Web 機能の部分では、motion のフロントエンド Motion CGI に加え、Webサーバベースの bittorrent リッチクライアント TorrentFlux 、コマンドラインクライアントの Transmission も活用して、どこからでもカメラの制御、撮影画像のチェックが可能なように構築されています。

Let’s Try!

玄箱HG用に、フルセットの起動イメージも用意されていますので、ペット監視だけでなく、部屋の様子が心配な方はぜひチェックしてみてください。

Read(情報元)

トラックバック 2007年7月18日(水)

当サイトに関するトラックバックは当面、このページあてにお願いします。玄箱シリーズの活用事例や発見したことなど、ぜひお知らせ下さい。

KURO-BOX/PRO 製品同梱資料

まずは、KURO-BOX/Pro に同梱している製品資料を公開します。同梱のCD-ROMには2つのドキュメントを収録しています。

KURO-BOX/Pro 製品仕様書

製品の概要、ブロック図などのハードウェア仕様、ソフトウェア仕様、セットアップ方法、u-boot 環境変数設定例などを記載しています。

※ハックを楽しみたい方は、読まないようお願いいたします。

ダウンロードはこちらpdficon.gif


KURO-BOX/Pro マイコン通信仕様

搭載されている各マイコンとメインCPUとのコミュニケーションプロトコル(コマンド、データ)について記載しています。

ダウンロードはこちらpdficon.gif